バックアップの課題
バックアップは保険と受け止められがちですが、企業が保有するデータの重要性が高まるにつれて、データの損失が企業活動にダメージを与える事例が増加しています。そのため、データを保護するバックアップの需要も高まっていますが、維持管理を行うシステム担当者の負荷が大きいことが課題です。
クラウドバックアップの位置付け
バックアップには、既存のITシステムのインフラ環境、データの復旧が可能になるまでの時間、運用に係るコストなどの要件により、様々な方法・ソリューションがあります。IIJAが提供するクラウド型のバックアップサービスは、数クリックでスタートかつ低価格で対応できるサービスです。
データ保護の分類
復旧時間と方法
オンプレミスでストレージ機能を利用
瞬時に複製データへ切り替えることで、システムの継続利用が可。コストがかかる。
オンプレミスでバックアップ製品を利用
復旧時間は、バックアップの保管メディアの転送速度に依存する。同一サイト内でサイバー攻撃を受けるとリカバリできない可能性がある。
クラウドバックアップ(当製品)
クラウド内に保管されたバックアップからデータをリカバリ(コピーする)するため、復旧時間はバックアップクラウドからのデータ転送速度(Internet)に依存する。
クラウド型バックアップサービスのメリット
導入時の手間とコストを削減
お客様にて必要なものは、インターネット回線とブラウザー(管理者アクセスで利用)のみ!
リモート運用で完結!
運用はリモートで完結!
すべての操作はインターネット経由です。インストール・バックアップ・リストア・アップデートなどの操作はすべてブラウザ上で行います。
シンプルな課金モデル
クライアント数に依存しない課金モデル。ご利用されるストレージの容量で課金されます。クラウドストレージのため増量・減量も自由自在です。
オプションで専用NAS連携も可能です。
シンプルバックアップソリューションの特長
シンプル | 基本機能として、OSのイメージ・ファイルのバックアップ(およびリストア)を提供します。 |
---|---|
低価格 | インターネットベースの技術と基盤を活用し価格の低減に挑戦しました。 |
利用用途 | - ファイル / イメージ単位で任意の場所にリストア可能 |
適用範囲 | インターネットに接続していれば、どこからでも利用可能! |
管理UI | お客様の自由度を損なわない、バックアップ運用に必要なあらゆる機能をユーザのコントロールパネルに実装。(スケジューリング、モニタリング、agentアップデート等) |
管理作業の低減 | お客様の課題である、面倒なアセット管理から解放します。 |
バックアップの安心と安全
アセットレス・低価格でありながら、高品質のバックアップサービスを提供します。
多要素認証
バックアップの運用に使う管理者画面(コントロールパネル)へのログインは、多要素認証機能に対応し、バックアップデータへのアクセスをセキュアにします。
IPアドレス制限
管理者画面(コントロールパネル)へのアクセスは、あらかじめ設定された送信元IPアドレスのみ接続させることができます。悪意のある第3者からのアクセスを防ぐことができます。
保存データ暗号ロック
バックアップサービスに保存されたバックアップデータは、暗号化して保存されます。(AE256 方式による暗号化に対応)